らぶあんどらぶ

さて、明日は俺が生を受けた日。おめでとう俺、ありがとう俺。生きていてすまないとか、生まれてきてすまないとか、下らぬことを言うのは明日ぐらいはやめておこうかね。ま、いつもいつも本気ではないのだけれどもね。
さて、また別の話として。
あの人に、俺の敬愛するあの年上の人にこの俺のHIMITSUを打ち明けたならば、今抱えているこの想い、少しは氷解、あるいは昇華するだろうかと思い、それでも伝えてしまうことで何らかの不具合が生じるのが怖く、踏み出せないでいる。なぁ、変に思われるだろうね? 気持ち悪いとも思われるだろうね? 悩む。やはり言ってしまうかなぁ………うぅむ。あの人を信頼しているので、嫌われたくはないのだが、それでも話したい気持ちは変わらぬ。メールして、見るかね。
メールといえば。
あの子からのメールの返信はなく、あぁ見限られたようだ、と納得する。こんな俺だものね、しかももう少し気持ち悪いところを見せようとしていた矢先だ。ただただ頷くしかない。だが、やはりどこまでも落ちる。大事なのだよ、あの子が。なのに、重かった。だから、満足しつつ欠如に襲われる。あからさまな速度でぶっ壊れていく。このままの加速度だと、近いうちに、俺ではなくなってしまいそうで。と、考えているうちに返信。どうやらもう少し続きそう。ごめんな、曖昧で中途半端でぐだぐだで、ごめんな。