2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

妄言流星群

馬鹿なことをやっている自覚はあるが、それを他の誰にも笑われたくない。筋を通さねばならぬ。傾き、数寄、無頼を気取っても、俺は自己に押しつぶされていくだけであった。敷かれたレールの終点さえも、まっすぐ行くことさえも俺にはできなかった。そんな男…

是非を問えば嘘が生まれる、そいつは多数決の矛盾と同じもので

平和な夜に鬱屈し、飛び出してみたものの、辺りには黒い犬、三毛の猫と、汚れたベンチ。俺は、あの日の缶コーヒーの味を思い出したいだけなのであった。僕は暗い思い出を待っているだけであった。痛みが欲しい、恐怖が欲しい、あるいは、絶望が欲しい。切望…