足at

小説を書くというのはカルピスを作る作業に似ている、と言った人のいる。内容を濃くするというのは原液をぶち込むことであって、カルピスにおける水のように、増やしていっても何の意味もなく、むしろ薄くなっていくような文もある、と。長い文でなくてもいい、短すぎる文は甘すぎて飲めないだろうが、少し甘いくらいのカルピスのほうが好まれる瞬間もある。共通しているのは、おいしいカルピスを飲んだ夏の日はいつまでも覚えている、ということか。
けれど、俺の文はカルピスにもならず、何だかよくわからぬまがいものの乳製品で終わっているような気がして仕方がない。駄目だ、駄目だ駄目だ駄目だ。言いながらも、とりあえず、書く。書かねば進まぬ。進まねば書かぬ、と来ればこいつは悪い癖。止まらぬうちに、何とか。
とりあえず、とりあえず、と書いていって、加筆修正が好ましいかな、ともぼんやり考える。それも最後まで書ききってしまってからの話だけれどね。いつになるかわからん。


the pillowsが超凄くて、何だ、超凄い。ずうっと聴いている。あぁ糞、ロックンロールがやりてぇなぁ!


告知。
りヴぉるヴ! 追加。いつもの渡り犬に。読ませられるような段階じゃねぇかも知れねぇが、元々が元々、置いているだけのような場所だ、許してもらえれば幸い。よしなに。まぁ、何とか不自然じゃないように書いていくつもりだよ。書いたらすぐにアップしてる状態だから、いけないのかもしれないという気もしている。
まとめたプロットも、なんだか魅力的じゃなくなっているから、練り直しと方向転換、必要かもな。あぁ糞、これだからいつもいつも途中で終わっちまうんだよなー。最低限の整合性を。
ようやく一万五千字だ、42文字x34行で14ページ。まるっきり遅筆になっちまってんな。勢いを、望む。