ラララララノベ

ね、あの日のこと、覚えてる?犯す今ここで今すぐにでも犯す
冬の寒い夜に、公園で。無理やり押し倒して犯す
長いマフラー二人でしてさ、寒いね、って言ってさ。うでを押さえつけて犯すのどのおくまで無理やりに突っ込んで絶対に犯す
あんまりゆっくり飲んでるもんだから、缶コーヒーなんか冷えちゃっててさ。犯して殺してもう一度犯す泣き叫んだとて暴れたとて気にするものか気になるものか犯す
僕は……僕はさ、それだけで良かったんだ。収まらない勃起が収まらないこの欲望を全部中にぶちまけるまで
君と、そういう時間を、ずうっと過ごしていければよかった。絶対に絶対に絶対に満足しない満足できはしない満ち足りない渇く


ラノベを書く、と言うよりは、結果的に、ラノベができあがる。ベタな中二病的能力バトルラノベ、つってバトルはあんまりないけど。一日かけて、二万字。まるっきり途中で、まるっきり中途半端なままだが、このあたりで終わりにしよう。終わらせるということ、俺は覚えたほうがいい。プロットを極限まで練り上げることも。見切り発車で書いちまうからな。


なんだか久々な感覚だ。やはりこのあたりから俺ははじまっている。最初に買ったラノベブギーポップ。そのしがらみからいつまでも開放されないでおります。
一人称視点のラノベは、ともすれば読者から見て単に腹立たしいだけ。鬱エンドは性に合わぬから、とんでもないハッピーエンドを。安易な記号萌えやパターンに走らぬように。


あぁくそ、成田良悟が好きだなぁ。イカレかっこいいなぁ。


好きな人を真似して書くことで、何かを吸収しようとする。どこかで見たような感覚、が王道となるかパクリにしか見えないものとなるかは、俺の技量か。