ねとらじ

shu444take2006-03-29


今は雪が降り積もる北の地。
茶店の店員の可愛さと、厚ぼったい方言と、時代からはずれたBGM。この時間を、ゆるゆると使うことだけが今日の使命。喋り通しでかすれた喉を使わぬように。またポジティブなものが作れそうだなどと、一人ほくそ笑んでみるも、予感にすぎず、創造の域をでない。
もうすぐ生まれた地へと逆戻りだ。地に足をつけて、軽く謝に構えて見せてから、新たな嘘を甘く作れるだろうかね。
しかしね、どうやらここは俺の肌にはあわぬようさね。くだらぬことばかり思いだし、その美しさばかり思う。寒さはいけない。はらりはらりと舞う雪を見ては桜を思う。花見にね、いかねばなるまい。あの子の誘いを受けることにするかね。
はなしたい。掛詞であろう言葉を叫ぶこととする。また六時間ぶっ通しだ。楽しみにしているのが自分でもわかる。上りの回線の細さに戸惑いながらも、ね。肌を晒すかは考えようだね。また人が集まってくれるだろうか? 俺が愛する人たちは、俺を愛してくれるだろうか? どうでもいいさね。寂しいと思いながらも、結局は続けるのだからさ。