ハッピー分

あの子が素晴らしすぎるので僕にはどうすることも出来はしなかった。つーかほら、あれだ、可愛いって言う概念、その塊なんじゃないかとさえ思うね。
言葉が全く出てこない。やべぇ。
んーっと、まとめると、いや、まとめちゃいけねぇ。むしろまとめきれないこの感情。自分の青さだけを延々と自覚する。それさえも愛しい時間で、ただ、それでも、それが終わってしまうことだけを考えては、泣きそうになってばかりいる。
大好き! 叫ぶ勇気、僕には必要なのだろうけど、むしろそんなものは持て余しているはずなのに、それを使うスキル、まだ得ていないのだ。どこからか神の掲示のように得られるものなのだろうかなどとは、思っていないのだけれども、ただどこかから、与えられるものなのではないかと漠然と信じている。自分から得ようとしても、結局得たものは与えられたものなのだ。だからといって努力を放棄する馬鹿がどこにいる? ここに一匹。はい、自虐。つまらない文章だ。
言葉が全く出てこないという嬉しさ。
もっとポジティブに僕は考えることが出来るのだ! みてこの翼! いくらよれよれでも僕はこれを貴方がたにうれしそうに見せびらかすことができる。例え翼なんてたいそうなものじゃなくても、例えば、蟹のようなハサミだったとしても、僕はそれを愛しく思うことが出来る。まるっきりすっきりしている。感動なんて泥臭いものはもう出来ないかもしれないほどの、すがすがしさ。
なのだが、言葉が出てこない。
何故なら泥臭い感情論が僕は大好きだから。それを伴う君も大好き! 貴方も! そこの人も! 僕というぞんざいな存在と一ミリでもかかわってくれたことに感謝! 出来るほどのハサミを僕は持っているに違いない。でもやはり、それを振り回すスキルを持っていないのだ。
言葉が降りてくるよう願う。すらすらとすらすらと湧き出るように、むしろ搾り出すかのように脳髄をえぐって出てくる感覚、それをまた味わいたいのだ。
つーかまぁ、あの子が僕にとって凄く可愛いってことだけが僕が存在する理由なわけで。はいそれだけが言いたかった。終わり、むしろ続け、永遠に。ハッピー! ラブ! ふざけんな。