だぜ

切羽詰ってやるよりも余裕を持ってやれってあいつもこいつもどいつもそいつもお前のかーちゃんだって言ってるだろっていうたわごと。
休み明けではいまいち声が出ないので、コンビニ店員と話すことさえもためらわれて、おつりを十円ごまかされた。間違いなのだろうけれども、だまされたと思うのは器が小さいさね。すぐに確かめなかった俺が悪い。しかし、後で気づく俺は凄い、と褒めてやることにした。
すっきりと、終わってしまってから、ようは俺が見なくなってしまってから、俺の手を離れて進むものはやはり気になるね。自分の思ったとおりになっていなかったとしても、ぐだぐだと続いていってしまっていたとしても、やはり自分から生まれたもの、なのだからね。
知らない人間に侮蔑の表情で対応することで、優位に立とうという意思があるならば、まだ大丈夫だね。それさえも失い、爪さえも隠しとおして、そんな武器はないものだと自分で思い込んでしまったら、首を傾げられるだけなのだから。今までしたことがないこと、されたことがないこと、想像するのさえ難しいこと、それはもしかしたらこれからも起こりえないのではないかと思うと、やはり悲しく思う、自意識過剰だね。
ケーブルは見つけたもののプラグのサイズが違っていたように、似ていてもけして刺さることはない。