ですとろーい

明日みんな死ぬ。と普通に、当たり前のように昨日思い込んだ時間から、二十四時間がきちんと経過した。
ただの言い訳でしかなくて、まるでつまらないもののように見えて、例えば高音の出ないヘッドホンのような、言葉ばかりを吐き続けている。自分に自信がないといいながらも、いつも自信過剰だ。自分にはできるんじゃないかと思い込んだ辺りから、いつも全てが失敗する。技術、つまりは、基本的なことなのだ、できるか、できないか。
ありがとう、と当たり前のように。
自分のためなんかじゃぁないということは重々承知なのに、感謝する。それは繋がっていたいためばかりなのだろうけど、常識であるのなら、なおさら辛い。
技術が欲しいとだけ願う。努力によってしか生まれはしないのだから、その努力を最大限に減らす努力もすべきだろうかと考え、その考えている時間も努力すればいいのに、とさも知っているように脳を動かす。わかっているのなら動けばいい。動いているのなら知っていなくてもわかっている。
オーケー、今からがおれの時間じゃないのなら、そんなものはもとからなかったのだと言われることさえも苦にならない、事実を伝えられることは大きな前進であると盲信しよう、嘘だけどね。
明日はどうだろうか、みんな死なないだろうかと、もはや習慣になってしまったかのように、思考をめぐらせている。