甘さだけが欲しくて、苦味はいらないの。 『ね、チョコいる?』 携帯鳴って視界が揺れる。俺の愛していた、そして俺を愛してくれていた人からの言葉は、今では奇妙に色あせてうつる。偽善か、慰みか、あるいは、嘲笑にも取れる。単なる話、俺は卑屈だ。少し…
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