やる気

ゆっくりと座りこむ感覚、まだ肩を借りている。いつまでもこうしているわけにはいかないけど、こうしていると実感、薄れて気持ち良さだけ爽やかに残る。爽やかさなんてまやかしだとは信じたくはないけど、へたりこんでいるのは事実だから。まだやれるなんて言える余裕はないから、立ち上がることだけ考える。それすらもできないなら、その時は、自分にがっかりして、ため息ついて、愚かな僕は、また肩を貸してもらうつもりなんだ。君が肩を貸してくれるかぎり、進もうと思えるから、できれば見捨てないでほしい、なんて。