サブカルnotサブカルチャー

サブカル系のものが、商業化されていることは、テレビにオタク文化の片鱗が移るときぐらい恥ずかしい(あるいは苛立ちを覚える)と思うんだけど。でも、むしろ僕はそういう「商業化されたサブカル」というのも、流れとして当然あっていいと思っているし、ヴィレッジヴァンガードのような商業化された画一的なサブカル(←妙な言葉だけど)が幅を利かせることは、例えばジャンプに「萌え」に傾向した漫画が載るぐらいのことと考えているんだけど。でも(萌え漫画が載るのが)ジャンプユーザーにとっては中々に大きな問題であるのと同様に、商業サブカルが出てくるのに腹を立てる人たちがいるのは当然とも言えるだろう。
あ、つまりは商業サブカルに過敏に反応してるのは(オタク文化におけるオタクのような)サブカルチャー愛する人たち『だけ』なのか? 結局、オタク文化も画一化されてきているし、サブカル的なものも商業化によって画一されていくんだろうか。でもむしろ画一化されないのがサブカル的なものの素晴らしいところなんだろうけど。
あと、これはパンクにおけるファッションパンクのような感じで、サブカラー(?)は「なんちゃってサブカラー」が出るのが気に食わないっていうのもあるんだろうか。「中途半端な自称ヲタがオタクを腐らせる」的な感じで。よくわからないけど。